起立性調節障害といきる私について

はじめまして。

起立性調節障害といきるらむです。

 

起立性調節障害という病気は詳しい原因もよくわからず、身体の不調が目に見えてわかるわけではないので、わが子が罹った保護者さん、クラスに罹っている子がいる学校の先生、そして罹って苦しんでいるあなた。沢山の方がわからないこと、気になることがあると思います。

 

そんな方々のために、少しでも不安が解消されたり、気持ちが楽になったりしたらと思い、あくまでも『自分について』発信できればと思います。

 

まず一回目の今日は起立性調節障害という病気について、それと私についてです。

 

まず起立性調節障害についてです。

起立性調節障害とは自律神経系の病気で、循環器系の調節がうまくできない病気です。

立ち上がった時や立ち続けたときなどに血圧が急に低下したり、鼓動が急に速くなったり、その影響でめまいや頭痛などが起こったり、最悪の場合意識を失ってしまったりと、本当に様々な症状が人によって起こります。

また、身体的な異常のみによって起こるわけではなく、精神的な不調や環境的要因についても引き起こされます。

症状は本当に人によってちがうので、「起立性調節障害のあの子はこうだって言ってた」などの決めつけは絶対にやめましょう。

 

ここで大切なことは、「精神的な不調が関わっているからといって甘えているわけでもサボっているわけでもない」ということです。

起立性調節障害によって引き起こされる不調は他人が外から見てわかるものではありません。本人にしかわからない不調や症状が多くあることを必ず念頭に置いておいてほしいです。

また、起立性調節障害精神疾患ではないので、血圧検査をして数値として異常が見られます。その検査結果は甘えやサボりで作り出せることではないことを理解していただきたいです。

 

次に私についてです。私は13歳の時に起立性調節障害を、16歳の時にうつ病を発症しうまく学校に通えず大学を休学している22歳です。

今は一人暮らしで、理解あるアルバイト先と周りの人たちに支えてもらいながら生活しています。

起立性調節障害とは本来、体や心の成長によって少しずつ良くなり、日常生活への支障はなくなっていくものです。

しかし私はこの歳になって、付き合い方は覚えたもののうつ病の影響もありあまりよくなることもなく過ごしています。

 

それでも、起立性調節障害を発症してから9年生きてこれてます。

どうか自分の人生に絶望をしないでください。

治らないからとあきらめないでください。

治らないかもしれませんが、うまい付き合い方はあります。

 

私もうつの症状がひどいときはなんで自分が、と絶望しますし、なんどもすべてを終わらそうとしています。

今も、少し調子がいいからと「あきらめないで」なんて言葉をつづっていますが、私自身何度もあきらめています。

 

でも、あなたには何か好きなものがありませんか?

おいしいごはん、好きな小説、かわいい動物、愛しい友達や恋人、なんでもいいので、あまりにもつらい今日はその好きなもののことを考えて眠りましょう。

意外と動画サイトの快眠BGMなんてものも効いたりしますよ。

 

これからこのブログで私の経験や試してきたうまい付き合い方を発信していきます。

 

もし気が向いたら読んでくれたらうれしいし、少しずつでもためしてみてください。

 

次回は起立性調節障害に気づいた瞬間とそれからの人生を体験談としてまとめます。

もしよければまた遊びに来てください。

 

それでは、おやすみなさい。

 

らむ